天皇誕生日の23日から皇居で年末年始のライトアップが始まりました。
ライトアップは、皇居の夜の景観を楽しんでもらおうと宮内庁が5年前から毎年この時期に行っています。
23日午後5時に照明がともされると、二重橋や大手門、巽櫓などが暗がりの中に浮かび上がりました。
天皇皇后両陛下の節電の意向も踏まえ、照明にはすべて消費電力の少ないLEDが使われています。
皇居前では通りかかった人たちが、幻想的に照らし出された二重橋などの様子に足を止めて見入ったりカメラで撮影したりしていました。
天皇陛下の誕生日を祝う一般参賀に妻と訪れた愛知県豊橋市の65歳の男性は「初めて参賀に訪れ、感動してずっと皇居にいたところ、ライトアップを見ることができ、きれいで感激しました」と話していました。
62歳の妻は「二重橋がみなもに映っているのがすばらしいです。いつまでも見ていたいです」と話していました。
皇居のライトアップは来月7日までの16日間、毎日午後5時から午後9時まで行われます。
-- NHK NEWS WEB