ことし1年の「心に残った音」をテーマにした民間の調査で最も支持を集めたのは北朝鮮のミサイル発射で繰り返し鳴ったJアラート=全国瞬時警報システムの警報音でした。
この調査は東京・国分寺市の補聴器などの電気機器メーカー「リオン」が毎年行っています。
ことしもこの1年のニュースに関連する音の中から「心に残った音」について10の候補の中からインターネットを通じて1000人に複数、選んでもらいました。
その結果、北朝鮮のミサイル発射を受けて鳴り響いた「Jアラート」の警報音が全体の48.6%と、最も多くの支持を集めました。
次いで、安室奈美恵さんや浅田真央さんなど、芸能界やスポーツ界で活躍した女性の引退を惜しむ声が33.6%、将棋の藤井聡太四段が29連勝を飾った将棋の対戦でのカメラのシャッター音が26.5%となっています。
また上野動物園で誕生したパンダの赤ちゃん、シャンシャンの鳴き声も選ばれました。
調査した電気機器メーカー「リオン」広報課の吉元真理さんは「ことしは例年に比べて比較的明るい話題が多かった印象です。来年も明るい音が印象に残る1年になって欲しい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB