クリスマスイブの24日夜、東京など各地の母子家庭の世帯をサンタクロースが訪れ、子どもたちに絵本をプレゼントしました。
24日夜は、白い口ひげに真っ赤な衣装のサンタクロースが、全国の100余りの世帯を訪れました。東京都内の家庭では、サンタクロースが玄関先で「メリークリスマス」と声をかけ絵本を渡すと、子どもたちは大きな歓声をあげていました。
母親は「ことしは入学や引っ越しなどが重なり、クリスマスプレゼントを用意できませんでした。子どもたちも喜んでいて、よかったです」と話していました。
この取り組みは、東京のNPOなどの呼びかけに賛同した人が絵本を購入し、サンタクロースが母子家庭の子どもたちに届けるもので、ことしは全国からおよそ800冊が寄せられたということです。
取り組みに参加する会社の山本結生さんは「子どもたちにクリスマスのよい思い出が残るよう、今後も支援していきたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB