大手電力会社10社が、来年2月の電気料金を発表し、火力発電の燃料になる石油や石炭の輸入価格が上昇したことから、9社が値上げすることになりました。
各社の発表によりますと、来年2月の電気料金は、電気の使用量が平均的な家庭で、沖縄電力が81円、北海道電力が62円、四国電力が47円、中国電力が39円、北陸電力が36円の値上げになります。また東北電力が23円、九州電力が20円、東京電力が19円、関西電力が5円の値上げになります。一方中部電力は横ばいです。
また大手都市ガス会社は、LNG=液化天然ガスの輸入価格が下落していることから4社のうち2社が来年2月のガス料金を値下げします。
平均的な家庭の値下げ幅は、大阪ガスが6円、東邦ガスが2円となります。一方東京ガスは横ばい、西部ガスは1円、値上がりになります。
-- NHK NEWS WEB