アメリカの世論調査で最も尊敬する存命の男性は誰か尋ねたところ、オバマ前大統領が1位となり、首位になることが多い現職の大統領であるトランプ大統領は2位でした。
アメリカの調査会社ギャラップは、全米の1000人余りを対象に今月行った世論調査の結果を27日、発表しました。
それによりますと、最も尊敬する存命の男性は誰か尋ねたところ、17%がオバマ前大統領と答え、オバマ前大統領が10年連続で1位となりました。一方、トランプ大統領は14%で2位でした。
ギャラップは「現職の大統領が最も有名なため、これまでの調査では首位になることが多かったが、トランプ大統領は人気がないため、栄誉を得られなかった」と分析しています。
また最も尊敬する存命の女性は、クリントン元国務長官が9%で1位で、トランプ大統領の夫人のメラニア氏は1%で7位でした。
南部フロリダ州の別荘で年末年始の休暇を過ごしているトランプ大統領は27日、近くの消防署を訪れ、隊員らを激励するとともに、税制改革の法律を成立させたことなどを誇示しましたが、支持率は低迷したままです。
-- NHK NEWS WEB