東京・千代田区にある日本経済新聞社の本社ビルのトイレから火が出て男性が死亡した火事で、亡くなったのはこの新聞社の専売店の元経営者だったことが警視庁への取材でわかりました。警視庁は自殺と見て調べていますが、日本経済新聞社によりますとトラブルは把握していないということです。
今月21日、千代田区大手町にある日本経済新聞社の本社ビルの2階にある、一般の人も出入りできる男子トイレの個室から火が出て、中にいた男性が死亡し、警視庁は自殺と見て調べています。
警視庁が身元の確認を進めたところ、亡くなったのは練馬区にある日本経済新聞社の専売店の56歳の元経営者だったことが警視庁への取材でわかりました。
これまでの調べによりますと、現場の状況などから、男性はみずから揮発性の高い油を持ち込んで火をつけたと見られるということです。
日本経済新聞社によりますと男性からの申し出で先月中旬に新聞の販売契約を解除していましたが、トラブルは把握していないということです。
-- NHK NEWS WEB