新年を迎え、三重県伊勢市の伊勢神宮には大勢の人たちが初詣に訪れています。
伊勢神宮の内宮には午前中から大勢の人たちが初詣に訪れ、入り口にかかる宇治橋を渡り、玉砂利が敷き詰められたおよそ1キロの参道を歩いて正殿へと向かいました。正殿に到着すると、次々にさい銭を投げ入れ、家族の健康や商売の繁盛などそれぞれの願いを込めて手を合わせていました。
山梨県から訪れた23歳の会社員の女性は「1年間健康に過ごせるようにお祈りしました。仕事では、ことし職場に後輩ができるので、先輩らしくできるように頑張ります」と話していました。
大阪府から家族で訪れた18歳の男子高校生は、「建築関係の仕事を目指していて、ことし大学受験なので、合格できるように頑張りたいです」と話していました。
伊勢神宮によりますと、去年1年間の参拝者数は伊勢市で全国菓子大博覧会が開催されたことなどから過去4番目に多い879万人に上ったということです。ことしは正月の三が日で去年と同じおよそ50万人の人出が見込まれるということです。
-- NHK NEWS WEB