1日午前、神奈川県山北町の東名高速道路の上り線でワゴン車が軽乗用車に追突し、軽乗用車に乗っていた82歳の女性が死亡し、運転していた53歳の息子がけがをしました。警察はワゴン車を運転していた男を逮捕し、事故の詳しい状況を調べています。
1日午前9時20分ごろ、神奈川県山北町の東名高速道路の上り線で、ワゴン車が軽乗用車に追突しました。
この事故で軽乗用車に乗っていた静岡県沼津市の杉山よ志子さん(82)が頭などを強く打ってまもなく死亡したほか、運転していた杉山さんの53歳の息子がけがをしました。
警察はワゴン車を運転していた東京・新宿区の会社員、若林康介容疑者(30)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。現場は3車線の下り坂の緩やかな右カーブで、警察によりますと、真ん中の車線を走行していたワゴン車が左側の車線にはみ出し、軽乗用車に追突したと見られるということです。
調べに対し、「前をよく見ていなかった」と供述しているということで、警察は容疑を過失運転致死傷に切り替えて事故の状況を調べています。
事故の影響で、東名高速道路の上り線は、静岡県と神奈川県の間の一部の区間で3時間半にわたって通行止めになりました。
-- NHK NEWS WEB