関東の学生対抗で競う箱根駅伝は2日目の3日、復路が行われ、往路で2位だった青山学院大が逆転で4年連続の総合優勝を果たしました。大会4連覇は史上6校目となります。
94回目の箱根駅伝にはオープン参加の関東学生連合を含む21チームが出場し、東京と箱根の間を2日間かけてたすきをつなぎました。
3日の復路は神奈川県箱根町から東京・大手町に戻る5区間109.6キロで争われ、往路で2位だった青山学院大は1位の東洋大から36秒差でスタートしました。
青山学院大は6区の3年生、小野田勇次選手が区間賞の走りで15キロ過ぎに東洋大を抜いてトップに立ちました。
7区では3年生の林奎介選手が区間新記録をマークし、8区でも4年生の下田裕太選手が自身3年連続となる区間賞の走りで2位東洋大との差を大きく広げました。
青山学院大はこのままトップを守り、2日間の合計タイム10時間57分39秒で、2位に5分近い差をつけて4年連続の総合優勝を果たしました。
4連覇は平成14年から17年までの駒沢大以来、史上6校目です。
総合順位の2位は往路で優勝した東洋大、3位は早稲田大でした。
-- NHK NEWS WEB