トランプ大統領がアメリカ国内への投資や雇用の拡大を強く求める中、トヨタ自動車とマツダは、2021年までに、アメリカの南部アラバマ州に新工場を建設する方針を固めました。
トヨタとマツダは去年資本提携し、主力市場のアメリカに2021年までに共同で年間30万台規模の北米向けの乗用車を生産する新工場を建設する計画を明らかにしています。
これについては、アメリカの20余りの州が誘致に名乗りを上げ、両社で候補地の選定を進めてきました。
その結果、南部アラバマ州に自動車の組み立て工場を建設する方針を固めたということです。
アラバマ州はトヨタのエンジン工場があるほか、組み立て工場があるケンタッキー州などに比較的近く、周辺にはトヨタと取り引きのある部品メーカーの工場も進出していて、建設予定地に適していると判断したと見られます。
-- NHK NEWS WEB