成人の日に横浜市の会社から購入した振り袖などが着付け会場に届かなかった問題で、この会社と同じ読み方をする、和装のレンタルなどを行う会社に真偽の確認やいたずら電話が相次いでいて、会社側は「一切無関係だ」と訴えています。
成人の日の8日、横浜市に本社がある、晴れ着の販売などを行う会社「はれのひ」が突然店を閉め、振り袖が着付け会場に届かずに晴れ着を着られない新成人が相次ぎました。
問題の発生以降、この会社と同じ読み方をするうえ、神社や寺などでの結婚式や和装のレンタルなどを行う東京・港区の会社「晴レの日」に対し、真偽の確認やいたずら電話が相次いでいるということです。
会社側によりますと、8日から10日昼までに顧客からおよそ100件の問い合わせがあったほか、無言電話や興味本位でかけてきたという電話が200件以上寄せられているということです。
このため定休日だった9日も、顧客からの問い合わせに備えて社員が電話対応を行ったということです。会社の担当者は、「弊社は問題のあった会社とは一切無関係です。顧客の皆様の結婚式は、問題なくお手伝いさせていただくのでご安心ください」と訴えています。
-- NHK NEWS WEB