大手コーヒーチェーン「スターバックス」のロゴマークを無断で使ったスマートフォンのケースを販売する目的で所持していたとして、千葉県の男女2人が商標法違反の疑いで逮捕され、警察は、偽物と知りながら中国から輸入し、インターネット上で売りさばいていたと見て調べています。調べに対し、2人のうち1人は容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは千葉県鎌ケ谷市の会社員、磨田昌人容疑者(31)と、准看護師の石塚美智子容疑者(32)で、警察によりますと、去年6月、大手コーヒーチェーン「スターバックス」のロゴマークを無断で使ったスマートフォンのケースおよそ300個を販売する目的で所持していたとして、商標法違反の疑いが持たれています。
11日午前6時ごろから捜査員が2人の自宅に捜索に入り、逮捕したということです。
警察によりますと、2人は去年の春ごろから偽物のケースを中国の業者から繰り返し輸入していたと見られるということです。
警察は、偽物と知りながら中国から輸入し、インターネット上で売りさばいていたと見て詳しく調べることにしています。
調べに対し、磨田容疑者は「副業として売って利益を得ていた」と供述し、容疑を認めているということです。
一方、石塚容疑者は「私はよくわからない」と供述し、容疑を否認しているということです。
-- NHK NEWS WEB