仙台市に本社を置く大手生活用品メーカーの「アイリスオーヤマ」は、大山健太郎社長が会長に就任し、後任の新社長に長男の大山晃弘取締役を昇格させる人事を発表しました。
発表によりますと、アイリスオーヤマの大山健太郎社長はことし6月末をもって代表権を持つ会長に就任し、後任の新しい社長には長男の大山晃弘取締役を昇格させるとしています。
大山健太郎氏は昭和39年にアイリスオーヤマの前身となる工場の代表に就任し、50年以上にわたって代表や社長を務めてきました。
在任中は収納用品やペット用品のほか家電製品の分野にも参入し、アメリカや中国などにも進出を果たしてきました。
新しい社長に就任する大山晃弘氏は39歳。
これまでは海外事業などを統括してきました。
大山健太郎氏は社長交代の理由として、ことし会社が創業60年を迎えることなどを理由として挙げ、今後は関連会社を含めたグループ全体の長期的な経営方針の策定に専念したいとしています。
また、現在務めている仙台経済同友会の代表幹事は続けるとしています。
-- NHK NEWS WEB