ネット上で品物を売り買いするアプリの「メルカリ」に出品されていた大量の振り袖などについて、運営会社は、出品者などに確認したところ、成人の日に振り袖が届かずに問題となった横浜市の会社とは、関連性がないという見方を明らかにしました。
個人が品物を売り買いできるメルカリでは、2か月ほど前から同じ出品者が70を超える振り袖や帯などを出品し、成人の日に振り袖が届かずに問題となった横浜市の会社「はれのひ」との関連性がネット上などで指摘されていました。
このため運営会社は、この出品者の本人確認の書類などをもとに関連性を調べていましたが、これまでのところ「はれのひ」との関連性はないという見方を明らかにしました。
また、この振り袖などの出品は、規約で禁止されている法人としての利用の可能性も低いとしています。
さらに、ツイッター上で最初に関連性を指摘した投稿についても、その後、投稿者が内容を削除したことを確認したということです。
これについてメルカリは、「会社として可能な限りの確認を行ったが、関連性はないとみている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB