去年の大みそか、京都市の路上で男性2人が刺されて死傷した事件で、警察は、けがをした男性への殺人未遂の疑いで逮捕していた50歳の男を、もう1人の男性に対する殺人の疑いで12日、再逮捕しました。
去年の大みそか、京都市伏見区肥後町の路上で大津市のアルバイト、猪飼将希さん(27)が話し合いをしていた男に胸などを刺されて死亡したほか、一緒にいた45歳の男性も左腕を切りつけられてけがをしました。
警察は、逃走後に警察署に出頭してきた伏見区の会社員、中村正勝容疑者(50)を、けがをした男性への殺人未遂の疑いで逮捕していましたが、12日、猪飼さんに対する殺人の疑いで再逮捕しました。
警察によりますと、猪飼さんらは男女数人で車で現場を訪れていて、人間関係をめぐってトラブルになっていた中村容疑者と話し合っていたところ、突然刺されたということです。
調べに対し、中村容疑者は容疑を認めているということで、警察はさらに詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB