競泳男子平泳ぎでリオデジャネイロオリンピックに出場した小関也朱篤選手が、日本代表の合宿中に後輩選手を殴った問題を受け、所属先の責任者が大阪市内で取材に応じ「いかなる理由であれ、暴力は許されない」と今後、指導を徹底していく考えを示しました。
小関選手は、去年11月から12月にかけて、スペインで行われた日本代表の合宿の期間中、炊事当番に遅れて来た同じ所属先の後輩を殴り、所属先から、ことし3月末までの対外試合の出場自粛と、日本代表としての活動を辞退する処分を受けました。
小関選手について、所属先のミキハウスで、スポーツ部門を統括する澤井英光副本部長が12日、大阪市内で取材に応じ、「いかなる理由であれ、暴力を振るうことは許されない。応援している方々に残念な思いをさせてしまって申し訳なく思う」と今回の問題を陳謝しました。
そして「選手たちの気持ちを引き締めていくよう、しっかり指導したい」と今後、企業として指導を徹底していく考えを示しました。
-- NHK NEWS WEB