携帯電話大手のソフトバンクは15日、若者を対象にした料金の割り引き、いわゆる「学割」プランを17日から始めると発表しました。NTTドコモ、KDDIは「学割」プランをすでに打ち出していて、若いユーザーを獲得しようという競争がこれから春に向けて本格化することになります。
携帯電話各社は入学や進級の季節である春に向けて毎年、「学割プラン」を打ち出していて、このうちソフトバンクは15日、25歳以下を主な対象にした新たなプランを発表しました。
この中では毎月のデータ通信量の上限が50ギガバイトの大容量プランが、最大で通常よりも3000円ほど安く利用できるとしています。
また今回、新たに学校の教職員であれば年齢にかかわらず「学割」の対象となるプランも導入し、17日から受け付けを始めます。
25歳以下を対象にした「学割」プランをめぐっては、NTTドコモが去年の12月末からすでに受け付けを始めていて、家族内のドコモの契約者に3000円分のポイントを与えるなどとしています。
また、KDDIも去年の12月中旬から受け付けを始めていて、家族がKDDIに新規に契約すると同じ割引額を適用するなどとしています。
大手各社は学割プランをアピールすることで若いユーザーを獲得しようと力を入れていて、各社の競争は今後、本格化することになります。
-- NHK NEWS WEB