晴れ着の販売などを行う会社「はれのひ」と契約した振り袖が届かず、成人式に出席できなかった新成人が相次いだ問題を受けて、横浜市は善意で支援を申し出た企業や団体と、被害にあった新成人をつなぐ“善意の特設サイト”を立ち上げることになりました。
横浜市によりますと今月8日に問題が発覚して以降、市には企業や団体、それに個人から振り袖の無償レンタルや着付けやヘアメイクなどを支援したいという善意の申し出が30件余り寄せられています。
市は、被害にあった新成人などが希望に沿った支援を選択できるよう、新たに“善意の特設サイト”を開設し、支援の内容や利用方法などを受け付けて順次公開することになりました。個人で支援を申し出ている人にはトラブルなどを避けるため、サイトを通じて団体の取り組みに参加してもらうということです。
市は、この特設サイトを横浜市のホームページのトップ画面に、今月19日までに開設したいとしています。
市の担当者は「『お手伝いをしたい』という声がたくさん届いていて、サイトを通じて皆さんからの善意を伝えていきたい」と話しています。
-- NHK NEWS WEB