打ち上げが延期されていた日本の新しい小型ロケット、「イプシロン」の3号機についてJAXA=宇宙航空研究開発機構は、18日の午前6時すぎに打ち上げると発表しました。
日本の新しい小型ロケット「イプシロン」の3号機は、日本の大手電機メーカーなどが開発した地球観測衛星「ASNARO」の2号機を載せ、17日に鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられる予定でしたが、天候の悪化が予想されるとして打ち上げが延期されていました。
JAXAでは、発射場周辺の天候などを検討していましたが、18日の午前6時6分に打ち上げることになったと発表しました。
「イプシロン」は小型の衛星を低コストで打ち上げるためにJAXAなどが開発した新たな小型ロケットで、民間企業の衛星を搭載するのは今回が初めてです。
JAXAは今回の打ち上げを成功させ、新興国などの衛星を打ち上げるビジネスの受注獲得につなげたいとしています。
-- NHK NEWS WEB