16日夕方、徳島空港の近くにある徳島県松茂町のプラスチック製品を製造する工場から火が出て、10棟ある工場のうち1棟、およそ3000平方メートルが全焼しましたが、けがをした人はいませんでした。
16日午後5時10分すぎ、松茂町満穂にあるプラスチック製品を製造する「赤松化成工業」から火が出ていると消防に通報がありました。
消防車20台余りが出動し消火活動にあたった結果、およそ3時間後の午後8時半すぎに火は消し止められ、警察によりますと、「第4工場」と呼ばれる鉄骨2階建ての工場1棟、延べおよそ3000平方メートルが全焼しました。
会社の敷地には10棟の工場があり、全焼した第4工場には当時、およそ20人の従業員がいましたが、全員無事で、隣接する社員寮にいた人たちも避難してけが人はいませんでした。
第4工場から避難した数人の従業員が1階の天井付近から火が出ているのを見たと話しているということで、警察が出火の原因を調べています。
現場の工場は、徳島空港の滑走路の数百メートル北側にありますが、徳島空港事務所によりますと、この火事で、飛行機の運航に影響はなかったということです。
-- NHK NEWS WEB