17日午後、北海道歌志内市で、建物の屋根に上って雪下ろしをしていた61歳の男性が、屋根から転落して雪に埋もれ死亡しました。
17日午後3時半ごろ、北海道歌志内市の「東光児童館」で、児童館から依頼を受けて屋根の雪下ろしをしていた男性3人のうち2人が、雪とともに屋根から転落し雪に埋もれました。
このうち、滝川市泉町の会社員、丹野由幸さん(61)が、全身が雪に埋もれて動けなくなり、駆けつけた救急隊員によって病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。
警察によりますと、もう1人の男性も体の一部が雪に埋まりましたが、一緒に作業をしていた男性に助け出され、自力で歩ける状態だということです。
児童館は平屋建てで、作業を始める前には、屋根の下に積もった雪から屋根までの高さが2メートルから3メートルほどあったということです。また屋根の上には、50センチ以上の雪が積もっていたということで、警察は、当時の作業の状況などを調べています。
-- NHK NEWS WEB