日本とアメリカがインフラ整備で連携を目指すフォーラムがワシントンで開かれ、石井国土交通大臣は、両国共通の課題になっている、高速道路など交通インフラの老朽化への対策などで、協力を強化していきたいという考えを示しました。
日米インフラフォーラムは、16日、ワシントンで開かれ、石井国土交通大臣やチャオ運輸長官が出席して、意見を交わしました。
この中で、石井大臣は「インフラ整備で日米の企業が協力するヒントを見つけたい。交通インフラ分野における日米の強力なネットワークを築いていこう」と述べ、両国共通の課題になっている、高速道路など交通インフラの老朽化への対策などで、日米の協力を強化していきたいという考えを示しました。
トランプ大統領は、先月、税制改革の法律を成立させたあと、ことしの優先課題として、官民合わせて100兆円を超えるインフラへの大規模投資の実現に向けて、超党派で取り組む考えを示しています。
このため、日本企業にとってもアメリカでのビジネスを拡大するチャンスとなっていて、日本政府は民間資金を活用したインフラ分野の連携を進めたい考えです。
-- NHK NEWS WEB