１８日夜、東京・大田区のマンションで、この部屋に住む２０歳の慶応大学の男子大学生が、父親をナイフで刺し、父親は病院に運ばれましたがまもなく死亡しました。警視庁は大学生を殺人未遂の疑いで逮捕し、容疑を殺人に切り替えて詳しいいきさつを調べることにしています。
逮捕されたのは、東京・大田区の慶応大学の大学生、鳥屋智成容疑者（２０歳）で、警視庁の調べによりますと、鳥屋容疑者は１８日夜１０時ごろ、自宅マンションで、父親で会社役員の多可三さん（５８歳）の腹をナイフで刺し、殺害しようとしたとして殺人未遂の疑いが持たれています。多可三さんは病院に運ばれましたがまもなく死亡しました。
警視庁のこれまでの調べによりますと、鳥屋容疑者は１８日夜、酒を飲んで帰宅した多可三さんが弟に説教を始めたことに怒り、果物ナイフを持ち出して刺したということです。
母親の通報を受けて駆けつけた警察官が鳥屋容疑者を殺人未遂の疑いでその場で逮捕しました。母親や弟にけがはありませんでした。
警視庁の調べに対し、鳥屋容疑者は「父親を刺したことに間違いありません」と容疑を認めているということです。警視庁は容疑を殺人に切り替えさらに詳しいいきさつを調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB
