消費者の節約志向が続く中、ネット通販との競争が激しくなっていることを受けて、「イケア」や「無印良品」といった大手チェーンが、家具や日用品を値下げする動きが相次いでいます。
このうち「イケア・ジャパン」は18日から、ベッドやテーブルそれにマグカップやフライパンなど、合わせて161点を平均で22%値下げしました。
自社で製造している商品の原材料の仕入れコストや物流コストを削減して値下げにつなげたということで、ことしの夏までにさらにおよそ100点を値下げする方針です。
店舗を訪れた利用客は「値下げしたと聞いたので買い物に来ました。日常的に使う物は安いほうがいいですし、やはり値段が気になります」と話していました。
また、無印良品を展開する「良品計画」も今月下旬以降、ことしの夏にかけて家具や日用品などおよそ2400点を値下げする計画です。
消費者の節約志向が根強い中、家具や日用品の分野でもネット通販との競争が激しくなっていて、大手チェーンが価格で対抗しようと多くの品目で値下げに踏み切る動きが相次いでいます。
-- NHK NEWS WEB