20日夜、横浜市の集合住宅で18歳の男子高校生が同居する44歳の父親を包丁で刺して殺害したとして警察に逮捕されました。警察がいきさつなどを調べています。
20日午後7時40分ごろ、横浜市金沢区の集合住宅で「夫が自分を包丁で刺した」とこの男性の妻から消防に通報がありました。
消防が駆けつけたところ、44歳の会社員の男性が胸などから血を流して倒れていて、病院に運ばれましたがまもなく死亡しました。
警察が家族から事情を聞いたところ、長男で18歳の高校2年の男子生徒が「僕がやりました。台所の包丁で刺しました」と話したことなどから、殺人の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、調べに対し男子生徒は「父と母がけんかをしていた。父を殺さないと家族が暴力を振るわれると思った」と供述しているということです。警察は事件のいきさつなどを調べています。
-- NHK NEWS WEB