秋田市の魅力をPRしようと若者たちが制作したユニークな動画の出来栄えを競うコンテストが行われました。
秋田市が開いたこのコンテストには、秋田の魅力をPRしようと30代前半までの大学生や会社員などが制作した動画、19点が出品され、18日、審査会が行われました。
動画のテーマは、秋田弁で「たまらなくいい」を意味する「こでらえねえ」です。3分以内と30秒以内の2つの部門で審査が行われ、このうち30秒以内の部では、見どころが少ないと言われることもある秋田市にも、県立美術館や大森山動物園など多くの名所があることをテンポよく紹介する動画などが上映されました。
審査の結果、30秒以内の部では、祖父がひたすら「きりたんぽ」を食べ続ける様子を撮影した大学3年生、小玉遙さんの作品が最優秀賞を受賞しました。
小玉さんは、「実家のような安心感がある秋田市の温かい様子を伝えたいと思った」と話していました。
秋田市観光文化スポーツ部の内藤克幸次長は、「都会にはないよさを若者が感じているとわかった。この動画を通じて秋田市をPRしていきたい」と話していました。
動画はJR秋田駅の観光案内所などで上映されるということです。
-- NHK NEWS WEB