国公立大学の2次試験の願書の受け付けが22日から一斉に始まりました。
東京・文京区の東京大学には22日朝までに58通の願書が届き、入試担当の職員が必要な書類がそろっているかや、記入漏れがないかを確認していました。
ことしの国公立大学の2次試験の募集定員は合わせて10万547人です。
大手予備校が受験生の志願状況を分析したところ、好調な雇用情勢などを背景に経済学部や法学部など文系の学部に人気が集まっています。
これに対して理系の志願者は減少していますが、人工知能への注目が集まる情報工学の分野は志願者を増やす見通しです。
ことしの大学入試センター試験の中間集計の平均点はすでに公表され、同じグループの科目で平均点が20点以上、差がある場合に行われる得点調整はないということです。
国公立大学の2次試験の願書は今月31日まで受け付けが行われ、前期試験は来月25日から、後期試験は3月12日からそれぞれ行われます。
-- NHK NEWS WEB