23日の東京株式市場は幅広い銘柄に買い注文が出て、日経平均株価は300円以上値上がりし、終値としてはおよそ26年2か月ぶりに2万4000円を超えました。
23日の東京株式市場は、22日のニューヨーク市場でダウ平均株価が最高値を更新した流れを受けて、海外投資家を中心に取り引き開始直後から幅広い銘柄に買い注文が先行しました。
日経平均株価は300円以上値上がりし、終値としては平成3年11月以来26年2か月ぶりに2万4000円を超えました。
日経平均株価、23日の終値は、22日より307円82銭高い2万4124円15銭。
東証株価指数=トピックスは、19.15上がって1911.07と、26年7か月ぶりに1900ポイントを回復しました。
1日の出来高は14億1512万株でした。
市場関係者は「午後に入って日銀が今の大規模な金融緩和策を維持することを決めたことで、今後もETFと呼ばれる株式を組み込んだ投資信託などの買い入れが続くという安心感が広がり、株価を押し上げる要因になった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB