東京外国為替市場は、アメリカのトランプ大統領が貿易の不均衡を是正する姿勢を強め、今後、ドル安が進むのではないかという見方から、ドルを売って円を買う動きが広がり円相場は一時、およそ4か月ぶりに1ドル=109円台まで値上がりしています。
24日の東京外国為替市場は、ドルを売って円を買う動きが広がり、円相場は一時、1円以上円高が進んでおよそ4か月ぶりとなる1ドル=109円台まで値上がりしました。
市場関係者は「トランプ大統領が中国などの太陽光パネルに対する緊急の輸入制限措置を承認したことを受けて、市場では、貿易の不均衡を是正する姿勢を強め、アメリカの輸出企業に有利なドル安が進むのではないかという見方が出ている。またユーロ圏の経済指標が好調なことで、ユーロを買ってドルを売る動きが出ていることもドル安につながっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB