大雪の影響で24日夜、山形新幹線はダイヤが大幅に乱れ、途中の駅で運休になった新幹線の乗客が深夜に宿泊先を探す姿も見られました。JRによりますと、山形新幹線は25日は、始発から平常どおりの運行を予定しているということです。
山形新幹線は大雪のため、24日夕方以降、大幅にダイヤが乱れました。JR東日本によりますと、午後8時44分東京発山形行きの「つばさ159号」が運休したほか、午後5時以降に山形県の新庄駅を出発して東京に向かっていた上りの3本が、途中の山形駅や米沢駅で停車し、その先の区間の運転を見合わせました。
このほか下りの4本で、最大で2時間40分の遅れが出て、24日午後11時すぎの時点で、合わせて1800人余りの乗客に影響が出たということです。
JR山形駅では、25日午前1時ごろに途中の駅から在来線で引き返してきた乗客が、宿泊先を探したり、切符の払い戻しの手続きをしたりする姿が見られました。
東京から山形県に来ていたという40代の男性は「途中の駅で合わせて5時間半くらい待たされたあとに、運休すると言われました。ホテルが取れたので泊まって帰ります。雪のせいなのでしかたないです」と話していました。
また、40代の会社員の男性は「飛行機が飛ばなかったので新幹線に乗り換えましたが、結局とまってしまいました。車内の乗客はみんな疲れていましたが、特に具合が悪そうな人はいませんでした」と話していました。
JRによりますと、山形新幹線は25日は、始発から平常どおりの運行を予定しているということです。
-- NHK NEWS WEB