26日も厳しい寒さが続く見込みになっているため、東京電力は、暖房用の電力需要が増えて需給状況が厳しくなるとして、ほかの電力会社から電力の融通を受けて供給力を確保するとともに、引き続き、家庭や企業に無理のない範囲での節電への協力を呼びかけています。
東京電力の管内では、関東地方で大雪となった今月22日から暖房用の需要が増えて需給が厳しい日が続いていて、25日も夕方からは、ほかの会社から電力の融通を受けて供給力を確保しています。
この厳しい寒さは26日も続く見込みになっていることから、東京電力は引き続き、26日も、ほかの電力会社から最大100万キロワットの電力の融通を受けることを決めました。東京電力が電力の融通を受けるのはこれで4日連続です。
これによって、東京電力は融通を含めて5313万キロワットの供給力を確保し、26日午後6時から午後7時までの時間帯に見込まれている5054万キロワットの需要のピーク時にも、供給力に対する需要の割合を示すいわゆる使用率を95%にするとしています。
ただ、需給は厳しい状況が続くとして、東京電力は引き続き家庭や企業に無理のない範囲で暖房の設定温度を低くするなど節電への協力を呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB