IT企業の「GMOインターネット」の子会社、「GMOペパボ」はネット販売のサイト作りを支援するサービスを利用した顧客の情報などが、最大で8万9000件余り流出した可能性があると発表しました。会社では外部からの不正なアクセスで情報が流出したと見ています。
発表によりますと「GMOペパボ」では今月7日、不正なアクセスが確認されネット販売のサイト作りを支援するサービスを利用した顧客の情報などが流出したということです。
このため詳しく調べた結果、流出した顧客情報はサービスを利用した企業や個人の名前、7万7000件余りのほか、一部にはネット販売を利用した消費者のクレジットカード番号なども含まれ、流出した可能性がある情報は最大で8万9000件余りに上ると見られるということです。
今のところ、流出した情報が不正に利用されたという報告はないということですが、会社では「購入者や関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけいたしましたことを心より深くおわび申し上げます」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB