関東地方の各地でこの冬いちばんの冷え込みとなった25日は暖房用の電力需要が増えていて、東京電力は、需給状況が厳しいとして、夕方以降、ほかの電力会社から電力の融通を受けて供給力を確保しています。東京電力は、25日午後6時から7時にかけての時間帯に需要のピークを迎えるとしていて、家庭や企業に無理のない範囲で節電への協力を呼びかけています。
東京電力の管内では、関東地方で大雪となった今月22日から暖房用の需要の増加で、連日、電力の需給状況が厳しくなっています。
関東地方の各地でこの冬いちばんの冷え込みとなった25日も、暖房用の電力需要が増加していて、東京電力は午後5時以降、ほかの電力会社から最大100万キロワットの電力の融通を受けて供給力を確保しています。
25日の需要のピークが見込まれているのは午後6時から7時までの時間帯で、5050万キロワットの需要に対して、融通を含めた供給力を5302万キロワットまで増やすことで、いわゆる使用率を95%程度にするとしています。
ただ、引き続き厳しい冷え込みが予想されるなど電力の需給は厳しい状況が続いているとして、東京電力は、家庭や企業に無理のない範囲で暖房の設定温度を低くするなど節電への協力を呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB