インターネット上の仮想通貨を取り扱う取引所で、国内大手の「コインチェック」は、仮想通貨の売買を停止するトラブルが26日正午すぎから起きていることを自社のホームページで明らかにしました。会社側はトラブルの原因究明などを進めていて、金融庁も事実関係を調べるとしています。
トラブルがあったのは、東京・渋谷区に本社がある、ビットコインなど仮想通貨を取り扱う取引所で、国内大手の「コインチェック」です。
会社のホームページによりますと、26日正午すぎから一部の仮想通貨で売買を停止し、その後、ほかの仮想通貨についても売買を停止しているとしています。
会社は実態の把握や原因の究明を進めていて、「大変ご迷惑をおかけしております。詳細に関しては判明しだい、改めてお知らせします」とコメントし、金融庁も事実関係を調べるとしています。
「コインチェック」は平成24年8月に設立され、「ビットコイン」など多くの仮想通貨を扱っているとしています。
仮想通貨を取り扱う取引所は、金融庁が利用者保護の一環として、去年10月から登録制にしていて、「コインチェック」は現在、登録の審査を受けている段階だということです。
-- NHK NEWS WEB