アメリカ ニューヨークで、大規模な旅行博覧会が始まり、日本から参加した三重県が忍者のパフォーマンスを披露したり、さいたま市が盆栽の実演をしたりして、観光の魅力をアピールしました。
この旅行博覧会は毎年、ニューヨーク中心部で開かれていて、ことしはおよそ170か国が参加して26日から始まりました。
このうち日本からは、大手旅行代理店などがブースを設け、自治体では三重県とさいたま市、それに岐阜県が参加して観光の魅力をアピールしました。
このうち伊賀忍者発祥の地、三重県のブースでは、忍者ショーのグループがパフォーマンスを披露したほか、盆栽が盛んなさいたま市は、アメリカ人の盆栽師が枝切りの実演をするなど、地域の特色を生かした観光誘致を展開していました。
また岐阜県は、第2次世界大戦中にナチス・ドイツの迫害を受けたユダヤ人に、日本経由の出国ビザを発給して多くの命を救った外交官、杉原千畝の生まれ故郷、八百津町を含む観光ルートを、ユダヤ人が多いニューヨークの旅行業者に提案していました。
-- NHK NEWS WEB