アメリカのトランプ大統領と関係が深いとされ、カジノ王と呼ばれる大手カジノの経営者が女性従業員らへのセクハラ疑惑を報じられ、与党・共和党の全国委員会の財務委員長を辞任しました。
アメリカの有力紙、ウォール・ストリート・ジャーナルは26日、ラスベガスで大手カジノを経営しカジノ王と呼ばれるスティーブ・ウィン氏が長年にわたって女性従業員らに対し性的な行為を迫るなどセクハラ行為を繰り返していたと報じました。
これに対し、ウィン氏は「ばかげた話だ」などと、全面的に否定しましたが、疑惑が浮上した翌日の27日、混乱を避けたいとして、与党・共和党の全国委員会の財務委員長を辞任しました。
ウィン氏はかつてカジノを経営していたトランプ大統領と関係が深いとされ、共和党に多額の献金を行っていました。
アメリカでは政治家や俳優など著名人にセクハラ疑惑が次々と浮上し、社会問題になっていて、トランプ大統領自身も過去の疑惑で批判にさらされています。
-- NHK NEWS WEB