先月、神奈川県大井町で、20歳の男が飲酒運転で別の車に衝突して女性を死亡させたとして危険運転致死などの罪で起訴された事故で、警察は、飲酒運転と知りながらこの車に同乗していたとして、元消防士の知人ら4人を道路交通法違反の疑いで逮捕しました。
先月、神奈川県大井町で、パトカーに追跡されていた乗用車が赤信号を無視して時速100キロで交差点に進入し、別の車と衝突して、63歳の女性が死亡する事故があり、酒を飲んで運転していたとして、南足柄市の会社員、大木司被告(20)が逮捕され、危険運転致死や酒気帯び運転などの罪で起訴されました。
その後の調べで、当時、大木被告が運転する乗用車には、知人6人が乗っていて、警察は、元消防士の常盤海斗容疑者(21)ら4人が飲酒運転だと知りながら同乗していたとして、道路交通法違反の疑いで逮捕しました。調べに対し4人は「同乗したのは間違いないが、乗せてくれと頼んではいない」と供述しているということです。
常盤容疑者は、今月、勤務していた茅ヶ崎市消防本部から懲戒処分を受け、退職しました。警察は、別の同乗者2人についても近く書類送検する方針です。
-- NHK NEWS WEB