BGMを配信する大手企業で、オフィス向けの音楽チャンネルの契約件数がこの5年間で4倍に増え、企業では「職場の環境改善の一環として音楽に注目する企業が増えている」と分析しています。
飲食店や商業施設向けに音楽を配信している有線放送の大手企業では、5年前から、一般の企業のオフィスに特化したBGMの配信を始めました。
BGMは、集中力向上やリラックス、それに、リフレッシュなどのテーマ別に設定されていて、時間帯によって曲が選べるようになっています。職場に音楽を流すことで仕事と休憩時間のめりはり、それに、コミュニケーションなどを促すのが狙いで、特に最近は、働き方改革の一環としてBGMを導入する企業が増えているということです。
この企業では、オフィスに特化したチャンネルを開設して以降、この5年間で契約件数は、およそ4倍、増えたということです。
USENのオフィスサウンド営業部 齋藤淳部長は「職場の環境改善の一環として音楽に注目する企業が増えていて、今後もさまざまなラインナップを提供していきたい」と話しています。
-- NHK NEWS WEB