大手電力会社10社がことし3月の電気料金を発表し、火力発電の燃料になる石油や液化天然ガス、石炭の輸入価格が上昇したため10社すべてが値上げすることになりました。
各社の発表によりますと、ことし3月の電気料金は、使用量が平均的な家庭で見ますと沖縄電力が80円、北海道電力が76円、東京電力が52円、中国電力と四国電力が49円、北陸電力が44円の値上げとなります。また、東北電力が39円、九州電力が37円、中部電力が26円、関西電力が21円の値上げとなります。10社すべてが値上げするのは9か月ぶりです。
大手都市ガス会社も液化天然ガスの輸入価格が上昇していることから4社すべてがことし3月のガス料金を値上げします。
平均的な家庭の値上げ幅は東邦ガスが19円、東京ガスが15円、大阪ガスと西部ガスが14円となっています。
-- NHK NEWS WEB