30日の東京株式市場は、29日のニューヨーク市場での株価下落などを受けてほぼ全面安の展開となり、日経平均株価は300円を超える値下がりになりました。
日経平均株価の30日の終値は、29日より337円37銭安い、2万3291円97銭でした。下落幅は終値としては、ことし最大で、値下がりは5営業日連続です。
また、東証株価指数=トピックスは、22.32、下がって1858.13。
1日の出来高は、17億272万株でした。
市場関係者は「アメリカで長期金利が上昇し、企業の資金調達が難しくなるという見方から、29日のニューヨーク市場でダウ平均株価が大きく値下がりしたことで、東京市場でもほぼ全面安の展開となった。きょうは、アジアの主要な市場でも株価が値下がりしていて、市場では、今後の企業の業績に対して厳しい見方が広がった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB