東京・新宿歌舞伎町近くの暴力団事務所が入るビルでシャッターに拳銃の弾が撃ち込まれたようなあとがあるのが見つかり、警視庁は、19日夜から20日朝までの間に発砲されたと見て調べています。
東京・新宿区大久保にあるビルの1階の運送会社の窓ガラスが割れているのを20日午後、管理人が見つけ、近くにいた警視庁の警察官に届け出ました。
警視庁が割れたガラスの外側にあるシャッターを調べたところ、拳銃の弾が撃ち込まれたようなあとが3つあるのが見つかり、19日夜から20日朝8時ごろまでの間に発砲されたと見られています。
このビルには住吉会系の暴力団事務所があり、この暴力団と、20日未明に神奈川県伊勢原市の病院の入り口付近で幹部が死亡しているのが見つかった稲川会系の暴力団とがトラブルになっていたとの情報があることから、警視庁などが詳しいいきさつを調べています。
現場は新宿歌舞伎町に近い飲食店やマンションが建ち並ぶ一角にあります。
-- NHK NEWS WEB