先月、兵庫県伊丹市で、5歳の女の子の顔に包丁を押し当てたなどとして女の子の母親と祖母が逮捕された事件で、警察は、母親が事件に関わった疑いは低いとして処分保留で釈放する一方、祖母については女の子にやけどもさせていたとして傷害の疑いで再逮捕しました。
先月10日、兵庫県伊丹市の住宅で、5歳の女の子の顔に包丁を押し当てるなどしてけがをさせたとして、女の子の26歳の母親と祖母で会社員の藤尾亜希子(47)容疑者の2人が傷害の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、母親は当初、容疑を認めていましたが、その後の調べに対し「親をかばうため、うその供述をした」と話し、女の子も「祖母にやられた」と話したということです。
このため警察は母親が事件に関わった疑いは低いとして処分保留で釈放しました。
一方、祖母の藤尾容疑者については女の子の腕をストーブに押しつけ、やけどもさせていたとして傷害の疑いで再逮捕しました。
警察によりますと、藤尾容疑者は調べに対し、「絶対にやっていない」と、容疑を否認しているということです。
-- NHK NEWS WEB