立春の4日、できあがったばかりの新酒で春の訪れを実感してもらおうと、埼玉県飯能市の酒造会社で新酒の出荷作業が行われました。
埼玉県飯能市の酒造会社では、立春の日には特別にできたての酒をその日のうちに客に届けようと、午前零時から、新酒を瓶に入れる作業を始めました。
できたての日本酒の瓶には、「立春朝搾り」と書かれたラベルが貼られ、酒蔵を訪れた地元の神社の宮司が、1年間の無病息災や商売繁盛などを祈願しました。そして、箱詰めされたおよそ7300本の日本酒が、さっそく車に積まれて店舗へと運ばれていきました。
できたての日本酒はフルーティーな香りが強く、春を思わせるさわやかな味わいだということです。酒造会社の五十嵐智勇さんは「ぜひきょうのうちに味わってもらい、春がきたと実感してもらえるとうれしいです」と話していました。
-- NHK NEWS WEB