週明けの5日の東京株式市場は、先週末のニューヨーク市場で株価が急落したことを受けて全面安の展開となり、日経平均株価は600円近く下落してことし最大の値下がりとなり、終値としておよそ1か月ぶりに2万3000円台を割り込みました。
5日の東京株式市場は、先週末のニューヨーク市場でダウ平均株価が600ドルを超える大幅な下落となったことを受け、取り引き開始直後から全面安の展開となり、日経平均株価は、一時、600円以上、値下がりしました。
結局、日経平均株価は、先週末の終値より592円45銭安い2万2682円8銭で、取り引きを終えました。
値下がり幅はことし最大で、最近では、アメリカ大統領選挙でトランプ氏の優勢が伝わり、いわば“トランプ・ショック”で919円下落したおととし11月以来の下げ幅となりました。
日経平均株価が2万3000円台を割り込んだのは、およそ1か月ぶりです。
また、東証株価指数=トピックスは40.46、下がって1823.74。1日の出来高は18億8189万株でした。
市場関係者は「先週末にニューヨーク市場でダウ平均株価が急落したことに加え、きょうのアジアの各市場でも株価が下落したことから、投資家の間でリスクを避けようという動きが広がった。投資家の間では今回の株価の値下がりが一時的なものか見極めようと、日本時間の今夜から始まるニューヨーク市場の値動きに注目が集まっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB