週明け5日のニューヨーク株式市場は、アメリカの長期金利の上昇をきっかけに株価が急落した流れが続き、売りが売りが呼ぶ展開となって、ダウ平均株価は一時、1500ドル以上値下がりし、取り引き時間中として過去最大の下げ幅となりました。
週明け5日のニューヨーク株式市場は、日本やヨーロッパの市場で株価が軒並み値下がりした流れを受け、売り注文が先行して取り引きが始まりました。
その後、IT関連など値下がりした銘柄を買い戻す動きが出て、先週末の終値近くまで値を戻す場面もありましたが、再び売り注文が加速して売りが売りを呼ぶ展開となり、ダウ平均株価は、一時1500ドル以上値下がりしました。
1500ドル以上の値下がりは、取り引き時間中の下げ幅としては過去最大です。
ニューヨーク株式市場は、アメリカの好調な企業業績や税制改革への期待などを背景に先月までほぼ一本調子で値上がりしてきましたが、先週、アメリカの長期金利が急上昇をしたことをきっかけに2営業日連続で全面安の展開となっています。
市場関係者は「先週末に大きく値下がりした銘柄を買い戻す動きも出たが長くは続かず、売りが売りを呼ぶ展開となっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB