週明け5日のヨーロッパの株式市場は、先週末のニューヨーク市場での株価の急落を受けて先行きへの警戒感が広がり全面安の展開で取り引きを終え、ロンドンやパリ市場の株価指数は1.4%を超える値下がりとなりました。
週明け5日のヨーロッパの主な株式市場は、先週末のニューヨーク市場でダウ平均株価が急落したことを受けて、金融市場の先行きへの警戒感が広がりました。
このため取り引き開始直後から全面安の展開となり、主な市場の株価指数は先週末の終値と比べて、パリ市場とロンドン市場、それにマドリード市場で1.4%余り、ドイツのフランクフルト市場で0.7%余り、それぞれ値下がりして取り引きを終えました。
市場関係者は「アメリカの長期金利が4年ぶりの水準となったことで、金利上昇のスピードが速まることへの警戒感から株価の調整が起きた。今後、金利が大きく上昇する局面があれば、株価の調整は続く可能性がある」と話しています。
-- NHK NEWS WEB