6日の東京株式市場は、5日のニューヨーク市場でダウ平均株価が過去最大の下落幅となったことを受けて、日経平均株価は全面安の展開となり、一時、1200円以上値下がりしました。
6日の東京株式市場は、5日のニューヨーク市場でアメリカの長期金利の上昇をきっかけに、ダウ平均株価が一時、1500ドル以上値下がりし、取引時間中としては過去最大の下落幅となったことを受けて、投資家の間でリスクを回避しようという姿勢が強まっています。
このため取引開始直後から全面安の展開となり、日経平均株価は、一時、1200円以上値下がりしました。取引時間中で1200円を超える大幅な下落となったのは、イギリスの国民投票でEU=ヨーロッパ連合からの離脱が決まったおととし6月以来です。
日経平均株価、午前の終値は、5日の終値より1194円21銭安い2万1487円87銭。
東証株価指数=トピックスは、90.98下がって1732.76。
午前の出来高は15億1365万株でした。
市場関係者は「ひとまず利益を確保しようという動きが広がり、売りが売りを呼ぶ展開となっている。円高ドル安が進んでいることも幅広い銘柄で株を手放す動きにつながっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB