6日のアジアの株式市場は、5日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価が2営業日連続で急落したことを受けて、先行きへの不安が強まり、台湾や香港など各地の市場で株価は、開始直後から大きく値下がりして取り引きされています。
6日のアジアの株式市場は、5日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価の終値が過去最大の1100ドル以上の下落幅となり、2営業日連続で急落したことを受けて、投資家の間で金融市場の先行きへの不安が強まりました。
このため各地の市場で株価は取り引き開始直後から全面安の展開となっています。日本時間の午前11時半現在の各地の代表的な株価指数は、5日の終値と比べて、台湾でおよそ4.5%、香港でおよそ4%、韓国とシンガポール、それにオーストラリアでも3.1%と大幅に値下がりしています。
市場関係者は「アジアの株式市場は、去年からことしにかけて好調に推移してきた。しかし、ニューヨーク市場の株価の急落を受けて、投資家の間では、高値への警戒感が急速に強まっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB