ピョンチャンオリンピックでは、1月になっても「ホテルの予約が埋まらない」という報道が相次いでいました。地域への経済効果も期待されるオリンピックで地元の「当て」は外れてしまったのか?開幕直前に現地で実情を探りました。(ネットワーク報道部記者 佐藤滋)
まず、韓国人のスタッフを通して、いくつかのホテルや民泊などに電話で予約状況を聞きました。
競技会場があるピョンチャン郡やカンヌン市の大きなホテルでは
「組織委員会などの予約のため、部屋はほとんど埋まっている」
「旅行会社の予約サイトなどがまとめてほぼ1か月間、部屋を押さえている」
一方、小さな規模のホテルや民泊は
「ほぼ満室だが、韓国人のための部屋はあって割り引き可能」
ほかでも「ほぼ満室、だけど予約できる」という回答が続きました。カンヌン市では12月の予約率が41%という情報もあっただけに直前になって事情が急変したのでしょうか。
-- NHK NEWS WEB