7日のニューヨーク株式市場は、長期金利の上昇への懸念などから売り注文が出た一方、値下がりした銘柄を買い戻す動きも出て荒い値動きとなり、結局、ダウ平均株価は小幅な値下がりで取り引きを終えました。
7日のニューヨーク株式市場は、取り引き開始直後は長期金利の上昇を懸念した売り注文が先行し、ダウ平均株価は一時、100ドル以上値下がりしました。
ただ、その後は買い戻しの動きが優勢になり、一時、300ドル以上値上がりするなど500ドル以上の幅で乱高下し、荒い値動きとなりました。
結局、終値は、前日より19ドル42セント安い2万4893ドル35セントでした。
市場関係者は「アメリカ経済の拡大が腰折れする兆しは見られないとして、ひとまず値下がりした銘柄を買い戻す動きが出た。ただ今回の株安がトランプ政権のもと一本調子で最高値の更新を続けた株高の一時的な調整なのか、それとも下落傾向に転じるのか確信が持てない投資家も多く、当面、不安定な値動きが続きそうだ」と話しています。
-- NHK NEWS WEB